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   劇場そっちのけで、DVD/BDや衛星放送を利用して映画を家で見るという、およそ映画ファンとしては許すまじき趣向を重んじるブログです。

04.29.07:15

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02.22.02:46

エラゴン~遺志を継ぐもの

えらごの 東芝HD-DVDの騒動、HDメディアって事で報道は大きかったけど市場での混乱は大したこたない模様。一時的にブランクメディアの先行き不安からメディアの値上がりなんつーアホな話も出てましたが、東芝がスカタンで無い限り或る程度は安定するかと。つか、BDにしてもHD-DVDにしても、ブランクメディアを多用するのは極一部のヘビーユーザーだけで、一般的にはHDDに録った時点で完結してるかと思います。我が家もそうですから。
 エディオンが
ブルレイとHD-DVDハードを交換しちゃいマースキャンペーン
↑こんな事出来ちゃうのも、HD-DVD市場が既に末期状態だったからこそ出来る(差額負担を条件の交換で、尚かつ既存購入者が極少数)訳でしょうしね。じゃなかったら、東芝とは赤の他人が決算期の市場に於ける株価の影響を考えれば、こんな思いきったこと出来るわけがない。つか、ハードは交換できてもHD-DVDメディアやソフトを抱えてるユーザーとしては、そう簡単に交換というわけにはいかないと考えたか??

 昨年公開された名ばかりの大作の一つ「エラゴン」を鑑賞。このエロ本だかバラゴンだかって作品は、昨年の正月公開大作で、DVDやBDも既に発売されてはいるんですが、巷の評判がイマイチっつーか正直正月映画としては転けたことと、何より予告編で見た「LOTRがどーたら」とか「ナルニア国がなんちゃら」っつーキャッチにイカ臭さを覚えたので買ってませんでした。先日WOWOWで放送されましたんで、やっと見ることに相成ったと。

 原作小説はぬわんと現在若干24歳のクリストファー・パオリーニの作品。当初は自費出版(両親が発行w)でしたが業界の目に止まった途端に大手から再出版。アメリカでは「ハリポタ」を凌ぐ売り上げを記録し、晴れて映画化となったのが本作品になりやす。
 そうした話題面が先行して随分期待しましたが、映画は原作の「主人公とドラゴンが関わるところ」ばかりを抜粋したような作りになっていて、正直物語としての奥行きとか重厚さは”完全に”スポイルされてしまっています。お陰で、プレステやスーファミの古典的RPGの五番煎じみたいなストーリーでして、開始10分で何がどうなってどうなるかは予想が付いてしまう所が実に哀しい。ショーンコネリーが声を担当した「ドラゴンハート」の方が全然奥深く重厚に思えてしまうほどかと。

 そう文句をタラタラ言いながらも、実は私、これ見るまでエラゴンってドラゴンの名前かと思いこんでました(笑。主人公の名前だったとは。
 で、そのエラゴン少年が、ある日山の中で青い玉を発見し家に持ち帰るのですが、玉からはドラゴンが生まれてしまいビックリ仰天。物知りなオッサンにドラゴンライダー伝説を教えて貰い、自分がドラゴンライダーに認められたと悟ったエラゴンは、犬猿雉の如き中を連ねて、悪しき王ガルバトリックスを退治てくれよう桃太郎って話である。それ以上でもそれ以下でもない。ドラクエなんかと同様エルフとか剣士とか出てきて魔法とか使っちゃって多分裏では経験値も上がってLV50とかになってボスと対決って事になるんだろうって感じで、ドラゴンの声役のレイチェル・ワイズの無駄にエロいトーンのヴォイス以外、印象に残る人物は殆ど無し。主演のエラゴン役の俳優の名前なんて、こうして何も調べずにブログ書いてる状態では思い出すことさえ出来ません(殴。あ、でも脇役のロバート・カーライルとかジェレミー・アイアンズなんかは流石に役者としての「あ、出てるんだね」って感じで印象に残ってますw。

 ドラゴンが飛び回るシーンは、絵も音も非常に良くできております。昔「ドラゴンハート」もドラゴンが飛び回る時の音が面白かったですな。そういう意味では、ホームシアターヲタには幾らか使い道があるソフトなのかも知れませんが良く判りません。作品そのものがこういう状態ならどうでもいいです。
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